はじめに
「もっと練習してほしい」
「試合で活躍してほしい」
ジュニアサッカーをしている子どもを見ていると、親なら誰でもそう思うことがあります。
しかし、長く子どもたちを見てきて感じることがあります。
それは、
親が子どもを直接上手くすることはできない
ということです。
もちろんアドバイスや応援はできます。
ですが、実際にボールを蹴るのも、考えるのも、成長するのも子ども自身です。
だからこそ、親や大人が本当に力を注ぐべきなのは「環境づくり」だと思っています。
今回は、私が考えるジュニアサッカーにおける環境づくりについてお話しします。
子どもを変えるより環境を整える
結論:人は変えられないが環境は変えられる
親はつい、
- 練習しなさい
- もっと頑張りなさい
- なんでできないの?
と言いたくなります。
しかし、言葉だけで子どもが変わることは意外と少ないものです。
一方で環境が変わると、行動は自然と変わります。
例えば、
- ボールがすぐ触れる場所にある
- サッカーの話題がある
- 家族が応援してくれる
こうした環境は子どもの行動を後押しします。
親がコントロールできるのは、子どもではなく環境です。
サッカーに触れやすい環境をつくる
身近にサッカーがあるだけで変わる
上達する子を見ていると、生活の中に自然とサッカーがあります。
例えば、
- ボールを玄関に置く
- 試合を一緒に観る
- 好きな選手の話をする
特別なことではありません。
サッカーを「やらせる」のではなく、「触れやすくする」のです。
我が家でも車の中でサッカーしりとりをしたり、好きな選手の話をしたりしています。
それだけでも子どもの興味は広がります。
安心して挑戦できる環境をつくる
ミスしても大丈夫と思えることが大切
子どもは失敗を恐れると挑戦しなくなります。
特にサッカーはミスが多いスポーツです。
だからこそ、
- ミスを責めない
- 結果だけを評価しない
- 挑戦したことを認める
ことが大切です。
試合後に
「なんであそこでミスしたの?」
ではなく、
「チャレンジしてたね」
と言われる方が次の成長につながります。
家庭を安心できる場所にする
子どもが帰ってきたくなる環境
サッカーをしていると、
- 試合に出られない
- ミスをする
- 友達とのトラブルがある
など様々な壁にぶつかります。
そんな時に必要なのは説教ではなく安心感です。
家が、
「結果が悪くても受け入れてもらえる場所」
になっていると子どもはまた前を向けます。
親はコーチではなく、最大の味方でいることが大切だと思います。
まずは自分たちが変えられることから始める
他人ではなく自分たちに目を向ける
保護者同士で話していると、
- コーチが悪い
- チームが悪い
- メンバーが悪い
という話になることがあります。
もちろん環境によっては改善が必要な場合もあります。
しかし、他人を変えることは簡単ではありません。
だから私は、
まず自分たちが変えられることから考える
ようにしています。
家庭の雰囲気。
声かけ。
生活習慣。
応援の仕方。
こうした身近な環境は今日からでも変えられます。
なお、チーム選びや移籍も環境づくりの一つですが、それはまた別の大きなテーマなので別記事でお話ししたいと思います。
まとめ
ジュニアサッカーで親ができることは意外とシンプルです。
- 子どもを変えようとしない
- サッカーに触れやすい環境をつくる
- 挑戦を応援する
- 安心できる家庭をつくる
- 自分たちが変えられることに集中する
子どもの成長を焦ると、つい技術や結果に目が向きます。
しかし、長い目で見ると大切なのは環境です。
植物が良い土で育つように、子どもも良い環境の中で成長します。
親や大人にできることは、その土を整えることなのかもしれません。
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