練習に行きたくないと言われたら?親が最初に考えたいこと

親のサポート術

ある日突然、

「今日の練習、行きたくない」

と子どもに言われたことはありませんか?

サッカーを続けてほしい親としては、

  • 何があったの?
  • このまま辞めてしまうのでは?
  • 無理にでも行かせるべき?

と不安になるものです。

しかし、25年以上サッカー現場を見てきて感じるのは、「練習に行きたくない」という言葉自体は決して珍しいものではないということです。

大切なのは、その言葉をどう受け止めるかです。

今回は、子どもが練習に行きたくないと言った時に、親が考えたいポイントについてお伝えします。


まずは慌てて結論を出さない

子どもが練習に行きたくないと言うと、

「辞めたいの?」
「何が不満なの?」

とすぐに原因を探したくなります。

しかし、その日の一言だけで結論を出す必要はありません。

子どもは大人以上に、その時の感情を言葉にします。

例えば、

  • 学校で疲れた
  • 眠い
  • 気分が乗らない

というだけの場合もあります。

まずは「そうなんだ」と受け止めることが大切です。


「行く」「休む」の前に気持ちを聞く

保護者はつい、

「じゃあ休む?」
「いや、行きなさい」

という二択で考えてしまいます。

しかし、本当に大切なのは気持ちの確認です。

例えば、

  • 今日はどんな気分?
  • 最近疲れている?
  • 何か気になることがある?

など、判断する前に話を聞いてみましょう。

子ども自身も、自分の気持ちを整理できていないことがあります。

会話をすることで、自分でも理由が見えてくる場合があります。


一度の言葉より変化の継続を見る

重要なのは単発か継続かです。

一度だけなら、

  • 疲れ
  • 気分
  • 体調

が原因かもしれません。

しかし、

  • 毎週言う
  • 練習の日になると機嫌が悪くなる
  • 朝から元気がない

などの変化が続く場合は、何らかのサインかもしれません。

保護者としては、その日の言葉だけでなく、最近の様子全体を見ることが大切です。


親の不安をぶつけない

子どもが練習に行きたくないと言うと、

「そんなことでどうするの?」
「続けるって決めたでしょ」
「みんな頑張っているよ」

と言いたくなることがあります。

しかし、それは親自身の不安から出ている言葉かもしれません。

子どもはすでに、

「行きたくないと言ったら怒られるかな」

と感じていることもあります。

まずは安心して本音を話せる状態を作ることが大切です。


行かせることよりも長く続けることを考える

サッカーを続けていると、

行きたくない日

は誰にでもあります。

大人でも仕事に行きたくない日があるように、子どもにも波があります。

だからこそ、

「今日行かせるか」

だけに注目し過ぎないことが大切です。

本当に考えたいのは、

「これからも前向きにサッカーを続けられるか」

という長期的な視点です。

目の前の1回の練習よりも、子どもがサッカーとどう付き合っていくかを大切にしたいところです。


まとめ

子どもから「練習に行きたくない」と言われると、保護者は不安になります。

しかし、その言葉だけで深刻に考え過ぎる必要はありません。

まずは、

  • 慌てて結論を出さない
  • 気持ちを聞く
  • 継続的な変化を見る
  • 親の不安をぶつけない
  • 長期的な視点で考える

ことが大切です。

「練習に行きたくない」という言葉は、必ずしもサッカーを辞めたいという意味ではありません。

だからこそ、その言葉の奥にある気持ちに目を向けること。

それが、子どもを支える第一歩になるのではないでしょうか。

【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

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