ゲームばかりする子はサッカーが下手になる?保護者が知っておきたい本当の話

親のサポート術

子どもがゲームばかりしていて不安になる

「またゲームしてるの?」

「その時間に練習したらもっと上手くなるのに…」

ジュニアサッカーの保護者なら、一度は思ったことがあるかもしれません。

確かにゲームのやりすぎは心配です。

しかし、ゲームそのものが悪いとは言い切れません。

実際、子どもたちはゲームを通して多くのことを学んでいます。

大切なのはゲームを禁止することではなく、ゲームとの付き合い方を考えることです。


サッカーゲームから学べることは意外と多い

サッカーの全体像を理解しやすい

サッカーゲームでは選手を動かしながら試合を進めます。

そのため、

  • ポジションの役割
  • パスコース
  • スペースの使い方
  • 攻守の切り替え

などを自然に体験できます。

もちろん本物のサッカーとは違います。

それでも、

「ここにパスを出したらチャンスになる」

「この位置に選手がいると守りやすい」

という感覚は学べます。

実際の試合を見るときの理解も深まるでしょう。


子どもは視覚から学ぶことが多い

成長段階では「見る」が重要

子どもは大人以上に視覚から情報を吸収します。

本を読んで理解するより、

見て、真似して、体験して覚えることが得意です。

そのためゲームの中で繰り返し見る動きやプレーは、無意識のうちに記憶に残ります。

プロの試合を観戦することが学びになるのと同じように、ゲームから学べる部分もあるのです。

もちろん実際に体を動かす経験は必要ですが、「見る学習」を否定する必要はありません。


サッカーゲーム以外でも成長につながる

ゲームには学びの要素がある

ゲームというと悪いイメージを持たれがちですが、すべてがそうではありません。

例えば、

  • 戦略ゲーム → 計画力
  • 冒険ゲーム → 想像力
  • 協力型ゲーム → コミュニケーション能力

などを育てる要素があります。

サッカーも相手を予測し、仲間と協力しながら進めるスポーツです。

一見関係のないゲームでも、将来サッカーにつながる力を育てている場合があります。


家族や友達と遊ぶことでコミュニケーションも学べる

ゲームは交流のツールにもなる

最近の子どもたちにとって、ゲームは遊び道具であると同時にコミュニケーションツールでもあります。

友達と一緒に遊ぶ中で、

  • 相談する
  • 協力する
  • 役割分担する
  • 相手を思いやる

経験を積むことがあります。

もちろんトラブルもあります。

しかし、それも人との関わり方を学ぶ機会です。

サッカーがチームスポーツであることを考えると、コミュニケーション能力は大切な成長要素と言えるでしょう。


ゲームにはルールが必要かもしれない

問題はゲームではなく時間

多くの場合、問題になるのはゲームそのものではありません。

問題なのは、

「やりすぎ」

です。

例えば、

  • 宿題が終わってから
  • 練習が終わってから
  • 1日1時間まで

など家庭ごとのルールを決めることは有効です。

禁止されると余計にやりたくなるのが子どもです。

だからこそ一方的な制限よりも、一緒にルールを決める方がうまくいくことが多いでしょう。


本当に大切なのはサッカーを好きにすること

ゲームを減らすよりサッカーを増やす

私自身が大切だと思うのは、

「どうやってゲームをやめさせるか」

ではなく、

「どうやってサッカーをもっと好きにするか」

です。

好きになれば、

  • ボールを蹴りたくなる
  • 試合を見たくなる
  • 自主練をしたくなる

ようになります。

実際、上手い選手ほどサッカーが好きです。

ゲームを無理に取り上げるよりも、

  • 日本代表戦を見る
  • プロの試合を見る
  • 親子でボールを蹴る

そんな時間を増やす方が、長い目で見ると効果的かもしれません。


まとめ|ゲームは悪ではない

子どものゲームに悩む保護者は多いですが、ゲームそのものを悪者にする必要はありません。

ゲームからは、

  • サッカーの全体像
  • 視覚的な学習
  • 想像力
  • コミュニケーション能力

などを学べる可能性があります。

もちろん時間管理は必要です。

しかし、本当に大切なのはゲームを禁止することではなく、サッカーをもっと好きになってもらうことです。

サッカーが好きになれば、自然とボールを蹴る時間も増えていきます。

ゲームを敵にするのではなく、子どもの成長を支える一つのツールとして考えてみてはいかがでしょうか。

【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

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