サッカーでコミュニケーション能力を伸ばそう|将来につながる大切な力

練習・上達法

サッカーが上手な選手とは、ドリブルやシュートが上手な選手だけではありません。

周りの仲間と協力し、自分の考えを伝え、相手の気持ちを理解できる選手も成長していきます。

実は、サッカーを通じて身につくコミュニケーション能力は、将来の学校生活や社会人になってからも役立つ大切な力です。

私自身、長年サッカーに関わる中で感じるのは、技術だけを追い求める子よりも、人との関わりの中で成長した子の方が長く活躍するということです。

今回は、サッカーとコミュニケーション能力の関係について解説します。


サッカーにコミュニケーション能力が必要な理由

サッカーは一人ではできないスポーツ

サッカーは11人でプレーするチームスポーツです。

どれだけ技術が高くても、仲間と連携できなければ試合では力を発揮できません。

例えば、

  • パスを呼ぶ声
  • 守備の指示
  • 励ましの言葉
  • ミスをカバーする声かけ

これらはすべてコミュニケーションです。

技術練習と同じくらい、人と関わる力も重要なのです。

良い判断にもコミュニケーションが必要

サッカーでは常に状況判断が求められます。

周りの選手の動きを見て、
「誰が空いているか」
「どこにパスを出すか」
を考えなければなりません。

そのためには、自分だけを見るのではなく、周囲を観察し、人と関わる意識が必要です。

コミュニケーション能力は判断力の向上にもつながります。


コミュニケーション能力は人との関わりで育つ

子ども同士の関わりが成長を生む

コミュニケーション能力は、教科書で学ぶものではありません。

実際に人と関わる中で身についていきます。

サッカーでは、

  • 年上の選手
  • 年下の選手
  • 同学年の仲間
  • 指導者
  • 保護者

さまざまな人と関わります。

その中で、

  • あいさつをする
  • 相手の話を聞く
  • 自分の考えを伝える
  • 相手を尊重する

といった社会性を自然に学んでいきます。

できればグループ活動を経験させたい

自主練も大切ですが、人との関わりを学ぶならグループでの活動がおすすめです。

なぜなら、一人では学べない経験があるからです。

例えば、

  • 仲間と協力する
  • 意見がぶつかる
  • 役割を分担する
  • 誰かを助ける

こうした経験は社会に出てからも役立ちます。

サッカーは技術向上だけでなく、人間力を育てる場でもあるのです。


コミュニケーション能力が高い選手の特徴

仲間をよく見ている

コミュニケーション能力が高い選手は、自分だけでなく周囲をよく見ています。

そのため、

  • 仲間が困っている
  • 相手が何を考えている
  • チームに何が必要か

を理解することができます。

ミスした仲間を責めない

良い選手ほど仲間を責めません。

ミスを責めるより、

「次いこう!」

「大丈夫!」

と声をかけます。

こうした選手はチームから信頼される存在になります。

自分の考えを伝えられる

ただ話すだけがコミュニケーションではありません。

必要な場面で自分の意見を伝えることも大切です。

ピッチの中でも外でも、自分の考えを言葉にできる選手は成長スピードが速い傾向があります。


保護者・指導者ができるサポート

結果より会話を大切にする

試合後に、

「何点取った?」

だけで終わるのはもったいありません。

代わりに、

  • どんなことを感じた?
  • 誰と協力できた?
  • 楽しかったことは?

と聞いてみましょう。

子どもが自分の考えを言葉にする練習になります。

あいさつを習慣化する

コミュニケーションの第一歩はあいさつです。

特別なことではありません。

しかし、

  • おはようございます
  • ありがとうございます
  • お願いします

を自然に言える子は、人との関係づくりが上手になります。

大人が見本になる

子どもは大人の姿を見ています。

保護者や指導者が周囲に気持ちよく接していると、子どもも自然と学びます。

コミュニケーション能力は教えるものではなく、見せるものでもあります。


まとめ

サッカーにおいてコミュニケーション能力は技術と同じくらい重要な力です。

人との関わりの中で、

  • 協力する力
  • 相手を理解する力
  • 自分を伝える力
  • 社会性

が育っていきます。

だからこそ、できれば一人だけの活動ではなく、多くの人と関わる環境を経験させてあげたいものです。

サッカーを通じて身につくコミュニケーション能力は、試合だけでなく、学校や将来の仕事にもつながる一生の財産になります。

技術の成長だけでなく、人としての成長にもぜひ目を向けてみてください。

【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

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