家でできる自主練メニュー|お風呂の「あっち向いてホイ」が一番効果的かもしれない話

親のサポート術

「家でもできる練習はないか。」

そう考える保護者は多いと思います。広いグラウンドがなくても、道具が揃っていなくても、家の中や近所でできる練習はあります。

ただ、私が一番効果があると信じてやっているのは、サッカーとは一見関係ないものです。


家でできる自主練として、一般的に言われるもの

まず、よく挙げられる練習を整理します。

リフティング

ボール一つあれば、家の前や公園でできます。回数より、正確に蹴る感覚を身につけることが目的です。

壁打ち

壁に向かってボールを蹴り、跳ね返りをコントロールする練習です。狭いスペースでもできます。

ドリブル練習

コーンやペットボトルをマーカーとして並べ、ドリブルの練習ができます。

インサイドパス

親と向かい合って、インサイドでボールを蹴り合う練習です。距離を変えながら行えます。

これらは定番の練習で、効果もあります。ただ、我が家では少し違うアプローチをしてきました。


県道にボールが飛んでいく緊張感

私が子どもの頃の話です。

家の前でリフティングと壁打ちをよくやっていました。ただ、ボールが少し逸れると県道に飛んでいってしまうような場所でした。

その緊張感が、ボールコントロールを丁寧にさせる効果があったかもしれません。失敗したら車道に飛んでいく。そのプレッシャーが、集中力を高めていた気がしています。


我が家で使っているもの

今は息子と一緒に、家の中でできる練習グッズを探して取り入れています。

リバウンダーを使ったリフティングは、狭い室内でもボールを蹴り続けられます。跳ね返り方が毎回違うので、対応力も身につきます。

柔らかいボールを使ったヘディングは、室内でも安全にできます。ヘディングは練習機会が少ないだけに、家でできるのは助かります。

どちらも選んだ基準は同じです。遊び感覚でできるかどうか。楽しくなければ続かないので、そこを最優先にしました。


一番効果があると信じているのは「あっち向いてホイ」

ただ、我が家で一番効果があると信じてやっているのは、道具もいらないものです。

お風呂での「あっち向いてホイ」です。

ただの遊びに見えますが、ポイントを意識してやると全然違います。

ギリギリまで相手の様子を見る。
手ではなく、相手の顔だけを見てタイミングを読む。声を出す瞬間まで、相手がどちらを向くかを予測する。

フェイントを入れる。
一瞬別の方向を見せてから、本命を出す。

次の手を想像する。
相手が次に何を出してくるかを読む。

これはそのままサッカーの話につながります。ギリギリまで相手を見てパスを出す。フェイントで相手の重心をずらす。次のプレーを予測して動く。

遊びの中に、判断力・フェイント・相手を読む力が全部詰まっています。


遊び感覚でやることの大切さ

この「あっち向いてホイ」が続いている理由は、楽しいからだと思っています。

お風呂という、リラックスできる場所でやる。勝ち負けがある。親と一緒にやる。その条件が揃っているから、息子は嫌がらずに続けています。

「練習しなさい」と言わなくても、遊びの中でサッカーに必要な力が育っていく。それが理想だと思っています。


まとめ

家でできる自主練として、リフティング、壁打ち、ドリブル練習などがよく挙げられます。どれも効果があります。

ただ我が家で一番大切にしているのは、遊び感覚でできるかどうかという基準です。リバウンダーや柔らかいボールを選んだのもそのためです。

そしてお風呂での「あっち向いてホイ」は、判断力、フェイント、相手を読む力を、遊びの中で自然に育てられると信じています。

家でできる練習を探しているなら、まず「楽しそうかどうか」を基準にしてみてください。続けられる練習が、一番効果のある練習です。


【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

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