「この前は頑張ってたのに、今日は全然やる気がない。」
子どものやる気の波に、戸惑うことがあると思います。せっかく盛り上がっていたのに、次の日には興味を失っている。同じように誘ってみても、反応が違う。
そのムラの正体について、娘との経験から見えてきたことをお伝えします。
やる気が続かない一般的な理由
まず、よく言われる理由を整理します。
成果が見えにくいから
練習しても、すぐに上達が実感できないと、モチベーションは下がりやすくなります。
目標が曖昧だから
「うまくなりたい」という漠然とした目標では、日々の練習につながりにくいことがあります。
周りからの刺激がないから
一人での練習は、誰かと一緒にやる時に比べて、やる気が続きにくい傾向があります。
その日の気分や体調に左右されるから
子どもは大人以上に、その日のコンディションによって集中力が変わります。
娘とリフティングをした日のこと
娘は何でもやりたがるタイプですが、ある時期、リフティングに集中していた時間がありました。
一緒に学校に遊びに行った時のことです。「こういう風にやってみる?」「こんなやり方もいいかも」とアイデアを出しながら一緒に練習していると、娘が真似して始めました。
気づけば1時間があっという間に過ぎていました。暗くなったので帰ることにしました。
「これはタイミングが来たぞ」と思いました。
数日後、同じはずの状況で起きたこと
数日後、また誘ってみました。場所も状況も、前回とほとんど同じでした。
でもこの日は、様子が違いました。私の目線を気にして集中できず、結局「別の練習がしたい」と言い出しました。
前回も私はそばで見ていたはずなのに、なぜか今回だけは気になってしまったようでした。
同じシチュエーションを用意しても、子どもの反応は再現されない。それを実感した出来事でした。
集中するタイミングは人それぞれ
この経験から感じていることがあります。
やる気が続かないのは、子どもの問題でも、親のやり方の問題でもないことが多いです。集中できるタイミングは、その日の気分、体調、ふとした心理状態によって、大きく左右されます。
大人が「前回はできたのに」と思っても、子どもの中では全く違う条件になっていることがあります。
だから、気長に待つことも一つの方法だと思っています。やる気が続かないことを問題視しすぎず、波があるものとして受け止める。
それでも積み重なっているもの
ただ、一つ大切にしている視点があります。
集中できなかった日も、できた日も、ボールにはたくさん触れていました。その事実は変わりません。
やる気が続かなくても、その瞬間瞬間にボールに触れた時間は、確実に積み重なっています。それがいつか、実になる日が来るかもしれない。
すぐに結果につながらなくても、その時間を無駄だったと考える必要はないと思っています。
親にできること
子どものやる気が続かない時、親にできることがあります。
「前はできたのに」と比較しない
同じ状況を用意しても、結果は毎回違います。前回との比較は、子どもへのプレッシャーになることがあります。
タイミングを待つ
無理に続けさせようとせず、また別の機会を待つ姿勢も大切です。
積み重なっていることに目を向ける
やる気が続かなくても、その時々で触れた時間は確実に残っています。結果がすぐに出なくても、焦らず見守ることが大切です。
まとめ
やる気が続かないのは、子ども特有の問題ではありません。同じようなシチュエーションを用意しても、子どもの集中するタイミングは毎回違います。
娘とのリフティング練習で、それを実感しました。1時間夢中になった日もあれば、すぐに飽きてしまった日もありました。でも、その時々でボールに触れた時間は、確実に積み重なっています。
お子さんのやる気が続かない時、焦らず気長に待ってみてください。タイミングは人それぞれです。その積み重ねが、いつか実を結ぶ日が来るかもしれません。
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