【ジュニアサッカー】試合に出られなくて辞めたいと言われたら|親が知っておきたい考え方と対応法

親のサポート術

子どもから突然、

「試合に出られないから辞めたい」

と言われると、保護者としては戸惑いますよね。

これまで一生懸命練習してきた姿を見ているからこそ、「もう少し頑張ってほしい」と思う一方で、無理をさせていいのか悩む方も多いでしょう。

ジュニアサッカーやジュニアユース年代では、試合に出られない期間を経験する子どもは少なくありません。しかし、その状況をどう受け止めるかによって、その後の成長は大きく変わります。

この記事では、試合に出られないことが理由で辞めたいと言う子どもに対して、親が確認したいポイントや考え方について解説します。


試合に出られなくて辞めたいのは自然な感情

まず知っておきたいのは、試合に出られなくて悔しいと感じること自体は決して悪いことではないという点です。

むしろ、

  • 試合に出たい
  • 活躍したい
  • チームに貢献したい

という気持ちがあるからこそ生まれる感情です。

頑張りと結果が結びつかない苦しさがある

子どもにとって最もつらいのは、

「頑張っているのに評価されない」

と感じることです。

毎週練習に参加し、自主練もしている。

それなのに試合になるとベンチ。

この状況が続くと、

「どうせ頑張っても意味がない」

と思ってしまうことがあります。

しかし実際には、成長のタイミングと試合出場のタイミングが一致しないことも珍しくありません。

だからこそ、親はまず子どもの悔しさを受け止めることが大切です。


まず確認したいのは「本当に辞めたいのか」

子どもが辞めたいと言ったとき、すぐに結論を出す必要はありません。

なぜなら、

「辞めたい=サッカーが嫌いになった」

とは限らないからです。

本音は別のところにある場合も多い

例えば、

  • 試合に出られなくて悔しい
  • 努力が報われない
  • 自信を失っている
  • 周りとの差を感じている

などの感情が背景にあることがあります。

この場合、本当に辞めたいのではなく、

「今の苦しさから逃れたい」

という気持ちかもしれません。

親がすぐに説得しない

子どもが辞めたいと言った瞬間に、

  • もっと頑張れ
  • 続ければ報われる
  • 辞めるのはもったいない

と伝えると、本音を話しづらくなることがあります。

まずは、

「試合に出られなくてつらいんだね」

と気持ちを整理する時間を作ってあげましょう。


試合に出られない期間に身につく力もある

試合経験は大切です。

しかし、試合に出られない期間がすべて無駄になるわけではありません。

サッカーを見る力が育つ

ベンチにいる時間は、

  • チームの戦術
  • 味方の動き
  • 相手の特徴

を客観的に観察できる時間でもあります。

試合に出続けている選手よりも、試合を分析する力が育つケースもあります。

努力を続ける力が育つ

出場が保証されていない状況でも練習を続ける経験は、将来において大きな財産になります。

社会に出ても、

  • すぐに結果が出ない
  • 評価されない
  • 思い通りにならない

という場面は数多くあります。

だからこそ、今の経験が人生全体で見れば意味を持つことも少なくありません。


辞める前に考えたい3つの選択肢

辞めるか続けるかの二択で考える必要はありません。

その中間にも選択肢があります。

①目標を変える

今までは、

「試合に出る」

ことだけが目標だったかもしれません。

しかし、

  • パス成功率を上げる
  • 左足を使えるようになる
  • 1対1を強くする

など、自分でコントロールできる目標に切り替える方法もあります。

②出場機会を増やせる環境を探す

チームによって競争環境は異なります。

現在のチームでは出場機会が少なくても、別の環境では成長できる可能性があります。

ただし、

「試合に出られないからすぐ移籍」

ではなく、

「どんな環境が子どもに合うか」

という視点で考えることが大切です。

③一定期間だけ様子を見る

感情が高ぶっているときは冷静な判断が難しくなります。

例えば、

  • 次の大会まで続ける
  • 3か月だけ続ける
  • 学年が変わるまで続ける

など期限を決める方法もあります。

そうすることで後悔の少ない判断につながりやすくなります。


親が結果より成長に目を向けることが大切

試合に出られない時期ほど、親の言葉は大きな影響を与えます。

出場時間だけで評価しない

保護者同士の会話では、

  • レギュラーになった
  • フル出場した
  • スタメンだった

という話題が出ることもあります。

しかし子どもにとって本当に大切なのは、

「昨日より成長したか」

です。

例えば、

  • ボールを失わなくなった
  • 守備の意識が高まった
  • 練習態度が良くなった

こうした成長は試合出場とは別に存在します。

子どもの努力を見つける

親だからこそ見える成長があります。

結果だけでなく、

  • 続けていること
  • 工夫していること
  • 挑戦していること

に目を向けることで、子どもの自己肯定感を支えられるでしょう。


まとめ|試合に出られなくて辞めたい時こそ成長の分岐点

試合に出られないことは、子どもにとって非常につらい経験です。

しかし、その経験が必ずしもマイナスになるとは限りません。

大切なのは、

  • まず気持ちを受け止める
  • 本当に辞めたいのか確認する
  • 辞める以外の選択肢も考える
  • 結果より成長に目を向ける

ことです。

試合に出られない期間は苦しいものですが、その時間をどう過ごすかによって将来の成長は大きく変わります。

保護者としては焦って結論を出すのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら、一緒に次の一歩を考えていきたいですね。

【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

▼悩み別ガイドはこちら

試合に出られない完全ガイド

親の声かけ完全ガイド

サッカー辞めたい完全ガイド

自主練しない完全ガイド

コーチ問題完全ガイド

他の子と比べてしまう完全ガイド

コメント

タイトルとURLをコピーしました