自主練を習慣にしたい。でも、どうすれば続くのか分からない。
多くの保護者が悩むポイントです。正直に言うと、これは大人でも難しいことです。自分事として考えてみれば、すぐに分かります。習慣化できている大人がどれだけいるかを思えば、子どもに求めるのがいかに大変なことか、想像できるはずです。
自主練を習慣化する方法として、一般的に言われること
まず、よく言われる方法を整理します。
毎日同じ時間に行う
決まった時間にやることで、体がルーティンとして覚えていくとされています。
小さな目標から始める
最初から高い目標を設定せず、5分や10回など達成しやすい目標にすることが継続のコツとされています。
記録をつける
カレンダーやノートに記録することで、達成感が生まれ、続けやすくなると言われています。
誰かと一緒にやる
一人では続きにくいものも、誰かと一緒にやることで続けやすくなるとされています。
これらは間違っていません。ただ、わが家で試してきたことは、もう少し泥臭いプロセスでした。
大人でも習慣化は難しい
自分事として考えてみると、習慣化がいかに難しいかがよく分かります。自分ができない言い訳をしているだけかもしれませんが(笑)、それが現実です。
だからこそ、子どもに「習慣にしなさい」と言うだけでは無理があります。仕組みを作ることと、強制しないことのバランスが必要だと思っています。
わが家が朝練にたどり着くまで
息子が5年生の頃の話です。
相変わらず遊びに夢中でした。友達と遊ぶ時間を最優先にしていました。
そこで考えました。遊びともっと上手くなるための自主練を両立させるにはどうするか。友達と遊ぶ時間は削りたくない。そういう気持ちを尊重した上で考えた結果、朝練という選択肢にたどり着きました。
ここで大切にしたのは、遊んでいる時間や練習している最中に決めるのではなく、あらためて考える時間を作って決めたことです。子ども自身が落ち着いて考えられる状況で、一緒に話し合いました。
強制しない、子どもが決める
朝練を始める時に決めたルールは、シンプルです。
家族の自主練スケジュール表を作り、できたらシールを貼る。強制はしない。起きられなければ起こさない。
実際、子ども2人とも起きられず、1人で行くこともありました。それでも構いませんでした。起こさない、というのは徹底しました。
練習メニューも、息子自身に決めさせました。リフティング、ストレッチなど、やることを自分で考えて決める。誰かに言われたメニューではなく、自分で選んだメニューにすることで、自主性が生まれると思っていたからです。
話し合いで見直した
しばらく続けた後、また話し合いをしました。
その結果、睡眠時間をしっかり取る方が大切だという結論になりました。
今は、木曜日を練習日に設定しています。木曜は友達が習い事で遊ぶ人が少ない。だから、練習に充てやすい。その子なりの状況を踏まえて、自分たちで決めた曜日です。
スケジュールは固定ではなく、定期的に見直すようにしています。状況が変われば、見直せばいい。最初に決めたことに縛られる必要はないと思っています。
習慣化のポイントをまとめると
わが家の経験から見えてきたポイントは、以下の通りです。
習い事のようにスケジュールに入れる
週に一度でも、決まった枠があるだけで続けやすくなります。
誰かと一緒にやる
一人での継続は難しい。誰かと一緒にやる形を作る方が、現実的です。
強制しない
できなかった日があっても責めない。起きられなければ起こさない。そのゆるさが、長続きする土台になります。
子どもが自分で決める
メニューも、曜日も、できれば子ども自身に決めさせる。誰かに決められたことより、自分で決めたことの方が続きやすいです。
定期的に見直す
最初に決めたことが正解とは限りません。状況に合わせて話し合い、柔軟に変えていく姿勢が大切です。
まとめ
自主練を習慣化するのは、大人でも難しいことです。子どもに求めるなら、仕組みと柔軟さが必要です。
わが家では、遊び時間を削らないために朝練という選択肢を選びました。強制せず、起こさず、メニューも子ども自身に決めさせる。そして話し合いを重ねながら、今は木曜日を練習日に設定しています。
完璧なルーティンでなくて構いません。子どもの状況に合わせながら、一緒に考えていくプロセス自体が、習慣化への道だと思っています。
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