活躍できなかった日の接し方|親が知っておきたい5つの考え方

親のサポート術

試合に出場できた。

でも思うようなプレーができなかった。

ミスをしてしまった。
シュートを外した。
失点に関わってしまった。

そんな日があります。

ジュニアサッカーやジュニアユースでは、試合に出られない悩みだけでなく、「出たのに活躍できなかった」という悩みも少なくありません。

保護者としては、

「何て声をかければいいんだろう」

と悩むこともあるでしょう。

しかし、活躍できなかった日の子どもは、すでに自分自身で反省していることがほとんどです。

大切なのは評価することではなく、次につながる環境を整えることです。

この記事では、活躍できなかった日に保護者が意識したい接し方について解説します。


活躍できなかった日は子ども自身が一番分かっている

まず知っておきたいのは、

子ども自身が一番悔しいということです。

ミスは本人が一番覚えている

保護者から見ると、

  • パスミス
  • シュートミス
  • 守備の失敗

が目につくことがあります。

しかし実際には、子ども自身も同じ場面を何度も思い返しています。

だからこそ、

「さっきのミスがね」
「もっとこうすればよかったのに」

という指摘は必要ない場合が多いのです。

試合直後は改善点よりも気持ちの整理を優先しましょう。


活躍できなかった日こそ結果以外を見る

試合後はどうしても、

  • 得点したか
  • アシストしたか
  • 勝ったか

に目が向きます。

しかし育成年代では、それだけが評価基準ではありません。

見えにくい成長もある

例えば、

  • 苦手なプレーに挑戦した
  • 声を出し続けた
  • 最後まで走り切った
  • 仲間を励ました

こうした行動も立派な成長です。

活躍できなかった日だからこそ、結果以外の部分に目を向けることが大切です。


その日の評価を急がない

保護者は試合が終わると、

「今日は良かった」
「今日はダメだった」

と判断しがちです。

しかし一試合だけで成長は測れません。

成長は長い期間で見るもの

サッカーは成功より失敗の方が多いスポーツです。

プロ選手でも、

  • パスミスをする
  • シュートを外す
  • 判断を間違える

ことがあります。

一試合だけを切り取ると失敗に見えても、長い目で見れば成長の途中かもしれません。

その日の結果だけで評価を決めないようにしましょう。


活躍できない経験が強みになることもある

多くの保護者は、

「成功体験が大事」

と考えます。

もちろんその通りです。

しかし失敗経験にも大きな価値があります。

うまくいかない時に学べること

活躍できなかった日には、

  • 課題が見つかる
  • 悔しさを知る
  • 努力の必要性を感じる
  • 仲間の気持ちが分かる

という学びがあります。

実際に後から振り返ると、

「あの失敗があったから成長できた」

という選手は少なくありません。

失敗は遠回りに見えて、将来の財産になることがあります。


家庭を結果から離れられる場所にする

試合会場では、

結果や評価がついて回ります。

しかし家庭まで同じ空間になってしまうと、子どもは休まる場所を失います。

家ではサッカー以外の話をしてもいい

活躍できなかった日は、

無理にサッカーの話をしなくても大丈夫です。

例えば、

  • 好きなテレビ
  • 学校の話
  • 友達の話
  • 夕食の話

そんな何気ない会話でも十分です。

家庭は反省会の場所ではなく、安心できる場所であることが大切です。


活躍できなかった日の保護者が陥りやすい考え方

保護者の中には、

「何かアドバイスをしなければ」

と思う方もいます。

しかし、その考えがプレッシャーになることがあります。

解決しようとしすぎない

子どもが落ち込んでいる時、

大人は問題を解決したくなります。

でも実際には、

解決策より共感が必要な場合も多いのです。

子どもが求めているのは、

技術指導ではなく、

「見守ってくれている安心感」

かもしれません。


ぽこちパパの実体験

息子が試合で何度もボールを失い、悔しそうに帰ってきた日がありました。

私は車の中で、

「次はこうした方がいいんじゃない?」

と言いかけました。

でも表情を見ると、本人が一番分かっている様子でした。

そこで何も言わずに帰宅。

すると翌日、

自分からボールを持って公園へ行きました。

親が指摘しなくても、子どもは自分なりに考えているのだと感じた出来事です。

あの日以来、私は活躍できなかった日に答えを与えるより、見守ることを意識するようになりました。


まとめ|活躍できなかった日は「成長の途中」と考える

活躍できなかった日は、親にとってもつらいものです。

しかし、その経験は決して無駄ではありません。

大切なのは、

その日の結果だけで子どもを評価しないことです。

今日から意識したいポイント

  • 子ども自身が一番悔しいことを理解する
  • 結果以外の成長を見る
  • 一試合だけで評価しない
  • 失敗経験の価値を知る
  • 家庭を安心できる場所にする
  • 解決しようとしすぎない

サッカーは成功だけで成長するスポーツではありません。

活躍できなかった日も含めて、子どもの成長の一部です。

だからこそ保護者は、結果よりもその過程を見守っていきたいですね。

【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

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