サッカーの応援で親が気をつけたい5つのこと【熱くなりすぎないために】

親のサポート術

はじめに

子どもが一生懸命プレーしている姿を見ると、つい応援にも熱が入ります。

「頑張れ!」

「ナイスプレー!」

そんな声をかけながら見守る時間は、保護者にとっても楽しいものです。

実際、子どもたちは保護者の応援をしっかり聞いていますし、応援してもらえることを喜んでいます。

だからこそ大切なのは、

熱くなることではなく、熱くなりすぎないこと。

今回は、ジュニアサッカーの応援で親が気をつけたい5つのポイントについてお話しします。


応援に熱が入るのは悪いことではない

まず最初に伝えたいのは、

応援に熱が入ること自体はとてもいいことです。

子どもは家族に応援されると嬉しいものです。

実際に試合後、

声が聞こえていたかを確認すると

ほとんどの場合、聞こえていたと答えます。

問題なのは、応援がいつの間にか指示や批判になってしまうことです。

子どものための応援が、親自身の感情の発散になっていないかを時々振り返ってみましょう。


サッカーの応援で気をつけたい5つのこと

①プレーへの具体的な指示をしない

最も気をつけたいのがベンチ外からの指示です。

例えば、

  • 打て!
  • パス!
  • 前へ出ろ!
  • 戻れ!

といった声です。

試合中、子どもはコーチの指示や仲間の声を聞きながら判断しています。

そこへ保護者の指示まで入ると混乱してしまいます。

また、自分で考える力を育てる機会も減ってしまいます。

応援と指示は別物です。

保護者は監督ではなく応援団でいることをおすすめします。

②審判への声かけをしない

ジュニアサッカーでよく見られるのが、

「今のファウルでしょ!」

「オフサイドじゃないの?」

という声です。

しかし、子どもたちは審判も含めて試合をしています。

大人が審判を批判する姿を見れば、

子どもも審判やルールを尊重しなくなる可能性があります。

判定に納得できないことがあっても、グッとこらえることが大切です。

③相手チームへのリスペクトを忘れない

相手選手や相手チームへの否定的な発言もしてはいけません。

  • 相手が弱い
  • 相手のプレーを馬鹿にする
  • 相手のミスを笑う

こうした言葉は子どもたちにも伝わります。

試合は相手がいて初めて成立します。

スポーツマンシップを学ぶ場だからこそ、大人が見本になりたいですね。

④ミスよりチャレンジを応援する

子どもは失敗したことを一番分かっています。

そこで、

「何やってるんだ!」

と責められると挑戦できなくなります。

一方で、

「ナイスチャレンジ!」

という声は次のプレーへの勇気になります。

成長する選手は失敗を繰り返しながら上達していきます。

結果だけでなく挑戦そのものを応援しましょう。

⑤自分が選手だったらどう感じるか考える

応援に迷ったら、

「自分が選手だったらどう感じるか」

を考えてみてください。

ミスした直後に大声で指示されたらどうでしょう。

失点後に責められたらどうでしょう。

きっと安心できません。

選手が求めているのは、

  • 安心感
  • 勇気
  • 信頼

であることが多いものです。

応援するときは、選手の立場で考えてみることが大切です。


おすすめしたい応援の仕方

では、どんな応援が良いのでしょうか。

おすすめは、

名前を呼んで応援する

  • ○○、ナイス!
  • ○○、頑張れ!

名前を呼ばれるだけで選手は力になります。

チーム全員を応援する

自分の子どもだけでなく、

チームメイトにも声をかけるとチーム全体の雰囲気が良くなります。

安心できる言葉をかける

  • 大丈夫!
  • ドンマイ!
  • 切り替えよう!

失敗したときほど、安心できる声が選手を支えます。


まとめ

サッカーの応援で大切なのは、

「熱くなること」ではなく、

「子どもの力になる応援をすること」

です。

今回紹介したポイントをまとめると、

  • 具体的な指示をしない
  • 審判を批判しない
  • 相手チームを尊重する
  • チャレンジを応援する
  • 選手の気持ちになって考える

ということです。

子どもたちは保護者の声を想像以上によく聞いています。

だからこそ、その声がプレッシャーではなく力になるものであってほしいと思います。

応援席からできる最高のサポートは、子どもが安心して挑戦できる環境をつくることなのかもしれません。

【この記事を書いた人】

ぽこちパパ|Junior Football Base運営者

ジュニアサッカー指導歴25年以上。ブラジル・サンパウロでのサッカースクール設立・運営、Jリーグクラブスクールでの指導、女子チームや発達支援現場での活動を経験。現在はNPO法人を運営し、保護者支援や発達支援にも携わっています。

▶ぽこちパパのプロフィール
https://juniorfootballbase.com/profile/

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