先日、ある保護者から相談がありました。
ジュニアサッカーの合宿参加を前に、「子どもがおねしょをしたらどうしよう」と心配になっているとのことでした。
特に小学校低学年から中学年の子どもでは、普段は問題なくても、環境の変化や緊張によっておねしょをしてしまうことがあります。
また、おねしょだけではなく、
「友達にからかわれないかな」
「自分で着替えや片付けができるかな」
「チームの迷惑にならないかな」
と、親はいろいろな不安を感じます。
しかし、合宿は子どもが完璧にできるようになるための場所ではありません。
失敗や困った経験をしながら、自分で考え、仲間と関わり、成長していく場所でもあります。
この記事では、サッカー合宿でのおねしょが心配な保護者に向けて、事前準備や子どもへの声かけ、親が持っておきたい考え方を解説します。
サッカー合宿でおねしょが心配でも参加する価値がある理由
合宿は「できる子だけ」が参加する場所ではない
合宿と聞くと、
「自分のことは全部自分でできる子が行くもの」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際の合宿では子どもたちはさまざまな経験をします。
例えば、
- 朝起きる時間を守る
- 荷物を整理する
- 仲間と生活する
- 食事や着替えを自分でする
- 困った時に相談する
こうした経験を通して成長していきます。
最初から何でも完璧にできる子ばかりではありません。
むしろ、少し不安がある子ほど、合宿をきっかけに大きく成長することがあります。
おねしょは「甘え」ではない
子どものおねしょについて、
「もう大きいのだから」
「自分で我慢できるはず」
と考えてしまうことがあります。
しかし、おねしょは本人の努力不足で起こるものではありません。
特に合宿のような、
- 慣れない場所
- 普段と違う生活リズム
- 試合や練習による疲労
- 仲間との集団生活
という環境では、普段とは違う反応が出ることがあります。
子ども自身も「したくてしている」わけではありません。
まずは責めないことが大切です。
合宿前に親ができるおねしょ対策と準備
事前に指導者へ相談しておく
一番大切なのは、親だけで抱え込まないことです。
合宿前に、
「夜のおねしょが少し心配です」
と指導者へ伝えておくことで、対応しやすくなります。
信頼できる指導者であれば、子どもの状況を理解したうえで、
- 寝る場所の配慮
- 着替えの準備
- 周囲への配慮
などを考えてくれます。
逆に、相談しづらい雰囲気のチームの場合は、合宿以前に子どもが安心して活動できる環境なのかを考えるきっかけにもなります。
着替えや対策グッズを準備する
本人が安心できる準備をしておくことも重要です。
例えば、
- 予備の下着
- パジャマの替え
- ビニール袋
- 防水用の袋
- 吸水タイプの下着
などを用意しておくと安心です。
大切なのは、「失敗しないため」だけではありません。
「もし失敗しても大丈夫」
と思える環境を作ることです。
子ども本人にも伝えておく
親だけが心配していると、子どもは逆に不安になります。
そのため、
「もし何かあっても先生に相談すれば大丈夫だよ」
「困ったら言えばいいからね」
と安心感を伝えておきましょう。
合宿でいじられないか心配な時に親が考えたいこと
仲間との関係も成長の一部になる
おねしょの心配で多いのが、
「友達に知られて嫌な思いをしないか」
という不安です。
もちろん、からかわれることは避けたいものです。
しかし、集団生活では子ども同士がさまざまな経験をします。
大切なのは、失敗をなくすことだけではありません。
困った時に、
- 先生に相談する
- 仲間に助けてもらう
- 自分で対応する
という経験を積むことも成長につながります。
ただし「我慢すればいい」ではない
一方で、
「子ども同士だから仕方ない」
で終わらせてはいけません。
過度ないじりや、本人が傷つくような言動を放置する環境は問題です。
チームにはそれぞれ文化があります。
子どもの失敗を笑いに変えて支え合えるチームもあれば、残念ながら理解が十分ではない環境もあります。
だからこそ、合宿に参加する前に、
- 指導者が子どもを見る姿勢
- チーム内の雰囲気
- 困った時に相談できる環境
を確認しておくことが大切です。
団体行動が苦手でも合宿で成長できる理由
最初から迷惑をかけない子はいない
保護者の中には、
「迷惑をかけたら申し訳ない」
と考える方もいます。
しかし、子どもは集団生活の中で少しずつ学んでいきます。
最初から、
- 時間管理が完璧
- 荷物整理が完璧
- 周囲への気遣いが完璧
な子はいません。
失敗しながら、
「次はこうしよう」
と覚えていきます。
合宿は自立を学ぶ機会
普段は親がやっていることも、合宿では自分で行います。
その経験が、
「自分でできた」
という自信になります。
サッカーの技術だけではなく、人として成長する機会になるのが合宿の大きな価値です。
ぽこちパパの苦い経験
私は小学6年生まで、おねしょをしていました。
合宿でおねしょをしたこともあるし、習い事の活動中にお漏らしをしたこともあります。
朝起きて、自分で気付いた時の恥ずかしさ。指導者のなんとも言えない表情。はっきりと頭に刻まれています。
実は、大人になってからも、転勤時におねしょをしたり、独立した時にもありました。
私の経験では、おねしょは、心の動き、ストレスと密接な関係があるかもしれません。
自信を持って言える、経験してよかったメリットは
「自分も合宿でおねしょしたことあるよ」
と不安な保護者や子どもに、胸を張って言えることですね(笑)
まとめ
サッカー合宿でのおねしょが心配になるのは、子どもを大切に思っているからこそです。
しかし、心配だからと最初から参加を避ける必要はありません。
合宿は、子どもが完璧にできることを証明する場所ではなく、経験を通して成長する場所です。
親ができることは、
- 事前に指導者へ相談する
- 必要な準備をする
- 困った時の対応を伝える
- 失敗しても大丈夫という安心感を与える
ことです。
子どもは合宿の中で、楽しい経験だけではなく、困った経験からも成長していきます。
もちろん、チームの理解や環境を見ることは大切です。
しかし、親が信じて送り出す経験も、子どもにとって大きな一歩になります。
合宿での小さな挑戦が、将来の自信につながっていくのではないでしょうか。
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